RaspberryPiをAndroidから操作しよう(AndroidからSSH接続)
はい。ということでラズパイによるオーディオ環境構築、
今回はAndroidからラズパイにSSH接続してオーディオ操作しちゃおうの回です。
ぼくはこうしました!という備忘録的なあれで手順抜けとかあるかもですがご容赦を。
[用意するもの]
RaspberryPi
Raspbian環境一式
Android端末(Android8.0以下)
*Andoroidとラズパイは同一ネットワークに繋がってる想定です。
手順
RaspberryPi側の設定
まずはラズパイ側の設定をします。
設定>RaspberryPiの設定>インターフェイスの設定まで開いてSSHを有効に設定、再起動したら設定完了!かんたん!
そしてifconfigコマンドでIPアドレスを確認しておきます。
Androidの設定
次はAndroid端末の設定です。
Android端末にGNUroot Debianをインストールしてコンソールを使えるようにします。
GNUroot Debianはroot化なしでDebian環境が使えるアプリです。すごい。
Android8.0以上だと動作しないようなのでそれ以下のバージョンでお試しください。
これでAndoroidが実質Linux端末になったのであとは普通に接続しちゃいます。
$apt-get update
$apt-get install ssh
デフォルトだとsshが入ってなかったので上記のコマンドで使えるようにして以下で接続です。
パスワードを打ち込んで、接続完了!これでAndroid上でラズパイ操作が可能になりました!やったー!
‥‥はい。一応mocpを起動したりmplayer打ち込んで再生はできるんですが、ソフトウェアキーボードでコマンド打つのがあまりにもだるかったのでこの方法は早々に没にしました。mocpはソフトウェアキーボードの方向キーが効かず操作も厳しかったという。
Bluetoothキーボードを常に繋げてるよ!って人ならありかもしれない。でもワイはもっとスッと押してシャッ!と音楽が聴きたいんや!!
GNUroot DebianでLinux化するのは他にも色々遊べそうなのでそのうち何かしたいですね。(あやふやな展望)
補足
今回はロマン重視でGNUrootでLinux化しましたが、SSH接続だけならSSHクライアントアプリが色々あるのでそれを使えば良いです。多機能な有料アプリがあるようので、mplayerをシャッフル再生するコマンドとか定型文に登録してボチーっとペーストして実行とかできるかもしれない。できたらいいな。。(試してない)
あとSSHはセキュリティ的には公開鍵認証とかの方が良いんですよね本当は、、お試しで繋いだだけだから許して。。
普段使いするならパスワード認証を無効化して別の認証方式を設定しといた方が良いかと思います。
はい。というわけでAndroidからSSH接続でラズパイを操作しちゃおうの巻でした。
次回はVNCでの接続の回です。よろしくお願いします。
ラズパイで音楽を再生する環境を整えよう(後編)
はい。ということでラズパイで音楽を再生する環境を整えよう後半です。
今回はオーディオプレイヤーを3種類入れていきます。備忘録的に躓いたところも書いていきますぜ。
mocのインストール
mocはCUIで使えるオーディオプレイヤーです。CUIで音楽再生してるのオシャレじゃない!?スーパーハカーみたいじゃない!?と思って入れてみました。
$sudo apt-get install moc
でインストールできて、mocpコマンドで起動できます。思いのほかGUIっぽい画面が出てきますね。
操作とかはこのサイト(https://ameblo.jp/takapocchi/entry-11161441068.html)が詳しいです。
入れたはいいものの使い勝手がイマイチに思えてほぼ使ってないです。
mplayerのインストール
mplayerメディアプレイヤーですね。動画再生がメインっぽいですが音楽再生もできるので今回はその用途でインストール。
このサイト(https://memo.overknee.info/post/19100650973)を参考にして
$mplayer -loop 0 -shuffle hddまでのディレクトリ/music/*/*/*.*
こんな感じのコマンドでシャッフル再生できるので結構良さげ。
CUIでの再生ならもうこれでええな!mocpいらんかったな!という感があります。
調べるとシェルスクリプトでバックグラウンド実行してる例が出てくるのでそのうちやりたい感じです。
mplayerのインストールはこれで。
$sudo apt-get install mpayer
最初に再生しようとしたら下記のエラーが出たので
エラー文
mplayer: could not connect to socket
mplayer: No such file or directory
Failed to open LIRC support. You will not be able to use your remote control.
このサイト(https://incompleteness-theorems.at.webry.info/201005/article_13.html)を参考に/.mplayer/configファイルに「nolirc=1」と書いたら解決しました。先人の知恵のありがたさ。
Audaciousのインストール
AudaciousはGUIのオーディオプレイヤー。今メインで使ってます。とりあえずこれで一通り再生できるようになったからいっかな〜、という感じで。
細かく設定が変えられますが適当にいじるとえげつない音になるうえ、デフォルト値を覚えてないと元に戻せなくなって詰みかけるので注意が必要です。というか詰みかけました。
/home/ユーザー名/.config/audacious以下の設定ファイルを全部ゴミ箱にポイすることで初期値に戻して事なきを得ました。(得たのか?)
インストールはこのサイト(https://devlog.grim3lt.org/2013/05/audaciousubuntu.html)の手順を参考にしました。
$ sudo add-apt-repository ppa:nilarimogard/webupd8
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install audacious
最初はadd-apt-repositoryコマンドが実行できなかったので、まずは下記の手順でsoftware-properties-commonパッケージをインストールしてから再度実行してインストール完了です。
参考;https://kazuhira-r.hatenablog.com/entry/20160116/1452933387
software-properties-commonのインストール
$ sudo apt-get install software-properties-common
Audaciousのサービス>プラグイン>インプットを見るとFFMpegプラグインが確認できます。前半でffmpegを入れたから表示されてるんだと思われ。これにチェックを入れてAudaciousを再起動するとAlac(Appleロスレス)も再生できるようになりました。やったぜ。
まとめ
こんな感じで音楽を再生する設定は行いました。
ですがこの時点でラズパイ本体のイヤホンジャックからスピーカーに繋いで宇多田ヒカルなんぞを聞いてみるとボーカルがガビガビに割れて「み、みみ、耳が腐る~!」という感じだったので音質向上のためにDACの導入をすることにしました。(今思えば音割れはAudaciousの設定がおかしかったのかも?という気もしますが気にしない。)
ということで次回はラズパイをスマホから操作するための接続まわりの設定です。
DACの設定についてはその次に書こうかと。よろしくお願いします。
ラズパイで音楽を再生する環境を整えよう(前編)
はい。ということでRaspberryPiでオーディオ環境を構築した手順その1。
ラズパイで音楽再生するために色々入れてみたよ前編です。
備忘録的な目的がメインなのでわかりづらいかもだし、手順抜けも大いにあるかもです。ご容赦ください。
[今回用意するもの]
RaspberryPi 3 ModelB
Raspbian環境一式
好きな音楽が入ったHDD
ぼくの環境がすでにRaspbian導入済みなもんでこんな感じです。
Raspbianの初期設定は各自でよろ。ということで。
[目的]
RaspberryPiで音楽を再生するためにソフトなど導入しますよ。
[手順]
HDDを接続しよう
まずご家庭に1つはある音楽ファイルが溜め込まれたHDDをラズパイに接続します。
最近はストリーンミングが主流だしCDから取り込んでHDDに溜め込む文化って無くなってるのかな。
ぼくはまだ全然やってますが若者の間では廃れているのかもしれない。。どうなんだ実際。
はい。電源が切れた状態でUSBに繋いで、起動したら自動でマウントされました。/media/pi/以下にHDDが見えますね。
mntコマンドで設定~とかしなくても自動でマウントされるんだ。便利~。
apt-getでいろいろ入れてみよう。
音楽再生に関連するっぽいサービスをapt-getで色々入れてみました。
まずはじめに
$sudo apt-get update
$sudo apt-get upgrade
まず最初にapt-getを使う前にやっておくおまじないを。パッケージ一覧の更新とインストール済みパッケージの更新コマンドですね。
いうてやらなくても行けるやろ。。と省いたらインストール失敗したりしたのでやっておいた方がいいっぽいですねー。
mpg123のインストール
mpg123はMP3が再生できるようになるコマンドです。
とりあえず入れてみました。
インストールはこれですね。
$sudo apt-get install mpg123
「mpg123 [ファイル名] [オプション(任意)]」でMP3再生できるっぽい。(使ってない)
ffmpegのインストール
※この辺かなりふわっとした認識でやってます!
ffmpeg自体は動画のエンコーダです。
Linuxはデフォルトだと対応してない拡張子が多く、そのままだと再生できないので拡張子に対応するコーデックのインストールが必要なもよう。
このサイト(http://www.nikep.net/srdpty/index.php?/archives/2-Linux.html)を参考にするとどうもffplayを入れれば大抵再生できるようだぞとなり、ffplayについて調べるとffmpegを入れれば使えるとコマンドなんだと知り、、ということでffmpegを入れてみました。これ入れたらコーデックも一緒に入るんじゃ?よう知らんけど。。というフンワリとした認識です。
これのおかげで後編でインストールするAudaciousでAlacが再生できるようになったので結果オーライ!!
$sudo apt-get -y install software-properties-common
$sudo add-apt-repository ppa:mc3man/trusty-media
$sudo apt-get update
$sudo apt-get -y install ffmpeg
このサイト(https://qiita.com/3waygood/items/7ce82bdaa18bf988704b)を参考にリポジトリを追加してインストールしました。
結構長くなっちゃったので一旦ここまで。
後半はオーディオプレイヤーのインストール(3つ)です。
よろしくお願いします。
Raspberry Pi でオーディオ環境構築など
前回の初回投稿からけっこう日が経ってしまった。
この1ヶ月ほどで何をしていたかというと主にRaspberry Piで遊んでました。
そういえばRaspbianを入れたまま初期状態でほったらかしてたPi3ModelBがおうちにあったよなーと思い出していっちょ触ってみるかーと。
今回は「ラズパイにHDDを繋げて音楽を再生したい!そしてスマホで操作したい!」という目的で下記のようなことを行いました。
外付けHDDに音楽を溜め込んでるけど、普段使いのノートPCにHDD繋いでるのは邪魔すぎ!→ラズパイにHDDを繋げてそれを遠隔操作できれば便利なんじゃない?ということで上記のようになりました。
最終的にはRasbian環境のラズパイにHDDとDAC、スピーカーを繋いでVNCでAndroidスマホから音楽再生ソフトを操作するような形になってます。
しばらく備忘録も兼ねて上の設定の流れを書いていこうかなと思うのでよろしくお願いします。いえい。
ごあいさつ
エンジニアはブログを書いたほうがいいよ、という先人の教えにならいブログを始めてみました。
まずは自己紹介を。ぼくは現時点で28歳、2018年の暮れからエンジニアを志して未経験でSESに転職した感じのやつです。
転職後1ヶ月間はLinuxの研修を受けてLPIC Level1を取得、現在はサーバ保守案件に入ってぼちぼち。。といったところ。
目下のところ、サーバ関連と、個人的な興味でちょっと触ってるPython、Unityあたりについて書いていきたいなと思います。
(注:どれも超初心者レベルなので暖かく見守ってね!なんか間違ってたら優しく教えてくれると嬉しいな!)
そんな感じで。よろしくお願いします。ガンバルゾー。